エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.509
2016.08.27 更新
文:GDM編集部 池西 樹
続いて、実際のゲームタイトルやゲームベンチマークによるパフォーマンス検証に移ることにしよう。まずは、FPSゲームの定番「バトルフィールド4」から。テストは「CAMPAIGN:BAKU」のスタートからセーフハウスに到達するまでのフレームレートを「Fraps」にて計測。解像度は2,560×1,440ドットと1,920×1,080ドットの2種。描画設定は“最高品質”を選択している。
バトルフィールド4:2,560×1,440ドット(fps) | |
バトルフィールド4:1,920×1,080ドット(fps) |
Average FPSはいずれの解像度でも約4%フレームレートが向上。またMax FPSでも優位な数字を計測しており、実際のゲームでもオーバークロックの効果が確認できた。また1,920×1,080ドットではMin FPSでも60FPSオーバーを計測。2,560×1,440ドットでもシングルプレイの合格点とされる30FPSを切るシーンは一度もなく、WQHDクラスの液晶ディスプレイまでなら十分な働きをしてくれる。
次に、「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」のスコアを確認していこう。APIは当然ながら「DirectX 11」で、描画品質は“最高品質”、解像度は2,560×1,440ドットと1,920×1,080ドットで計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク |
最高画質にも関わらず、2,560×1,440ドットでは“とても快適”、1,920×1,080ドットでは“非常に快適”を獲得し、こちらもゲームプレイに問題なし。またオーバークロックによる効果もシッカリとスコアに表れている。
ゲーム系ベンチマークのラストは、「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインベンチマーク」のスコアを確認しておこう。品質設定のプリセットは“最高品質”で、解像度は3,840×2,160ドットと1,920×1,080ドットの2パターンを計測した。
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインベンチマーク |
AMD製GPUへの最適化が進んでいるようで、3,840×2,160ドットでも15,000ポイントを超えるスコアを計測。「ドラゴンクエストX」を超高解像度環境でプレイしたいなら、「AXRX 480 8GBD5-3DH/OC」は有望な選択肢となるだろう。