エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.517
2016.09.26 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
分離型では珍しく、左右が合体してもまったく違和感のない「Barocco」。いったい分離面はどうなっているのだろうか |
「Barocco」の外形寸法はW295.5×D124.5×H39.5mmで、左右ユニットが合体した状態では一体型のミニキーボードのように見える。このように合体しても違和感が生じないのは、「Barocco」が分離型では極めて珍しいフレームレスデザインを採用しているからだ。通常左右ユニットを独立して使用する分離型では、それぞれのユニットがフレームで覆われているのが一般的。ところが「Barocco」の場合は、合体状態での使用も想定しているのか、分離面にあえてフレームを設けず左右がかみ合うような形状になっている。なお、それぞれの底面には、2段式のチルトスタンドを装備。小型のユニットながら、まったくグラつく心配なく入力できる。
ちなみに、接続インターフェイスはUSBだが、その接続方法はやや特殊。背面を確認すると、ユニット連結用のmicroUSBとPC接続用のminiUSBがそれぞれ1つずつ、さらに右ユニットには専用のテンキーを接続するためのmicroUSBも並ぶという、特異な仕様になっている。