エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.518
2016.09.29 更新
文:GDM編集部 Tawashi
定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」による計測を実行する。標準で搭載されるグラフィックスカードは、Inno3D製のGeForce GTX 1080オーバークロックモデルだけに、好スコアが期待できる。なおプリセット設定は、「Fire Strike“Ultra”」「Fire Strike“Extreme”」「Fire Strike」の3種類を選択している。
3DMark |
3Dゲームでのパフォーマンスが問われるテストだけに要注目だが、標準の「Fire Strike」では総合スコアが16,408、Graphics Scoreでは23,260をマークするなど、圧巻のパフォーマンス。“Extreme”でも約10,000をマークするスコアを計測したほか、4Kゲーミングを想定した最高負荷の「Fire Strike“Ultra”」でも約5,400前後と、GPUパワーが存分に発揮された期待以上の結果だった。
さらに、ハードウェアテッセレーションを駆使した重量級の3Dベンチマークソフト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」の結果を確認していこう。プリセット設定は、DirectX 9のAPIを使う「Basic」と、DirectX 11のAPIを使う「Extreme」の2種類を選択した。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0(fps) |
DirectX 9ベースの「Basic」では、Average FPSが226.5FPS、MaxFPSでは382.9FPSを記録。一方DirectX 11ベースの「Extreme」でも、Average FPSが140.7FPS、MaxFPSでも272.6FPSを記録するなど、まったく申し分ない結果になった。
続いて「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」のスコアを確認していこう。APIは当然ながら「DirectX 11」で、描画品質は“最高品質”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットで計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク |
スコアが10,000を大きく超えるフルHD(1,920×1,080ドット)やWQHD(2,560×1,440ドット)はもちろん、4K(3,840×2,160ドット)でも“非常に快適”を満たす7,000をクリアする優秀なスコア。「Storm Artemis ADVANCE GSZ170」なら、超高解像度・高画質環境でゲームに集中できる。