エルミタ的「編集部で使ってみた」
2016.10.03 更新
文:GDM編集部 池西 樹
aqua computer「kryoM.2 with Passive Heatsink」 直販価格29.90ユーロ / 税抜3,980円(2016年9月現在) 製品情報(aqua computer) |
今回検証する「kryoM.2」は、発熱の大きいPCI-Express3.0(x4)接続のM.2 SSDを冷却するために開発された変換カード。PCBには放熱効果があるという金属層を備えた多層基板を採用。付属のサーマルパッドを使いSSDから発生する熱を基板へと移動し、NANDフラッシュやコントローラを冷却できるというもの。
M.2 SSDを冷却するために開発されたPCI-Express変換カード「kryoM.2」。PCBには金属層を備え、SSDの熱を効率的に冷却できる |
さらに今回購入した「kryoM.2 with Passive Heatsink」には、専用のパッシブヒートシンクが付属し、放熱効果を向上。サーマルスロットリングを防ぎ、常に安定したパフォーマンスが発揮できるようになるという。なお「kryoM.2」には専用の水冷ヘッドが付属する「kryoM.2 with Water block」もラインナップ。既存のDIY水冷システムに組み込むことも可能だ。
専用の水冷ヘッドが付属する「kryoM.2 with Water block」。DIY水冷システムを導入しているならこちらがオススメだ |
国内ではオリオスペックで取り扱いがあるものの、原稿執筆時点では完売しており次回入荷も未定。もしどうしてもすぐに購入したいなら、aqua computerの直販サイトや、冷却系アイテムを得意とするaquaTuningなどの通販サイトを利用する必要がある。
筆者もたまに利用するドイツの通販サイトaquaTuning。日本語サイトがあるため、比較的ハードルは低め。送料も1,000円前後と安価だが、1回の注文で6,000円以上の商品を購入する必要がある |