エルミタ的「編集部で使ってみた」
2016.11.05 更新
文:GDM編集部 池西 樹
さてここからは早速ベンチマークテストを実行し、その温度とパフォーマンスへの影響を確認していこう。ベンチマークには「CrystalDiskMark 5.1.2」と「ATTO Disk Benchmark 3.05」の2種を用意し、温度と転送速度は「HWiNFO64」にて計測。またSSDにはIntel「600p」シリーズの256GBモデル「SSDPEKKW256G7X1」を使用した。詳細なテスト環境は以下の通り。
まずはSSDにヒートシンクを取り付けない標準状態でベンチマークを実施 | |
CrystalDiskMark 5.1.2 | |
ATTO Disk Benchmark 3.05 |
まずはSSDにヒートシンクを取り付けない標準状態のスコアを確認しておこう。「CrystalDiskMark 5.1.2」は、データサイズ32GiB、繰り返し回数9回の非常に負荷の高い設定で計測を行っているが、テスト実行中の温度はおおむね70℃前後、最高75℃まで上昇。2回目の計測ではサーマルスロットリングが発生し、シーケンシャル読込は1,100MB/sec弱まで低下する。
また負荷の軽い「ATTO Disk Benchmark 3.05」でも温度は約70℃まで上昇。こちらも2回目の計測では転送速度が低下し、高負荷処理を行うには場合には、冷却対策はほぼ必須と考えてよさそうだ。