エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.531
2016.12.10 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからは、実際のゲームタイトルのパフォーマンス検証に移ることにしよう。まずは、最新FPSゲーム「バトルフィールド1」のスコアから。テストは「キャンペーン:鋼鉄の嵐(BREAK OF DAWN)」プレイ中のフレームレートを「Fraps」にて計測。解像度は1,920×1,080ドット、グラフィックスのクオリティーは「最高」で、「Fraps」での計測ができなくなるため、DirectX 12機能は無効にしている。
バトルフィールド1 |
Average FPSは60fps、Min FPSでも40fpsを計測。ちなみに、より高品位な映像表現ができるDirectX 12を有効した場合でも体感速度に大きな変化はなく、フルHD解像度までなら快適に遊ぶことができる。またオーバークロックによる効果はいずれも1fps前後とごくわずか。すべてのベンチマークで、クロックに従った効果が得られるわけではないことは覚えておく必要がある。
次に、「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」のスコアを確認していこう。APIには「DirectX 11」を選択。描画品質は“最高品質”で、解像度は1,920×1,080ドットと1,280×720ドットで計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク |
1,280×720ドットでは15,000ポイント、1,920×1,080ドットでも7,000ポイントを超える高いスコア。判定はいずれも”非常に快適”を獲得し、最高品質でゲームを楽しむことができる。またオーバークロックの効果は解像度に関係なく約4%で、「バトルフィールド1」より顕著にスコアに表れている。