エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.550
2017.03.13 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
まず3Dベンチマークテストの大定番「3DMark」を使い、基本性能を確認していこう。プリセットはAPIにDirectX 12を使用する「Time Spy」の他、「Fire Strike“Ultra”」「Fire Strike“Extreme”」「Fire Strike」の計4種類を使用。また今回はベンチマークスコアに加え、フレームレートの計測も行った。
3DMark(スコア) | |
3DMark(fps) |
4K解像度の「Ultra」やWQHD解像度の「Time Spy」「Extreme」では、総合スコアは3,000台、フレームレートも20fpsを下回り、少々力不足な印象。しかし、GeForce GTX 1050 Tiがメインターゲットに据える、フルHD解像度を想定した「Fire Strike」では、約7,000ポイントまでスコアが向上。「Graphics test 1/2」では、30fpsを上回るフレームレートを計測し、テスト中の動画も滑らかに表現できていた。
続いて、テッセレーションを重視した定番3Dベンチマークテスト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」のスコアを確認していこう。プリセット設定はDirectX 9ベースの“Basic”と、より高負荷なDirectX 11対応の“Extreme”を選択し、計測を行っている。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0(fps) |
Average FPSは、Extremeで約45fps、Basicでは約140fpsを計測。最もスコアの落ち込むMin FPSでも30fps前後は維持できており、いずれの設定でも目立ったコマ落ちは発生しなかった。