ベンチマークテスト：VRMark：Orange Room

ここからは仮想現実（VR）関連のベンチマーク測定に移ることにしよう。まずはVRアプリケーションの標準的な性能を確認する「VRMark:Orange Room」のスコアからチェックしていこう。

VRMark：Orange Room

Oculus Riftの最小システムとなる「Oculus Rift minimum spec frame」の81fpsはクリア。しかしVR Readyの目安となる5,000ポイントには届かず、VRシステムについてはライトな運用に留めておいたほうが良さそうだ。もし本格的に運用を考えているなら、素直にVR Readyが謳われているGeForce GTX 1060以上のグラフィックスカードを選択しよう。

ベンチマークテスト：SteamVR Performance Test

続いて「SteamVR」プラットフォームの適合度を確認できる「SteamVR Performance Test」のスコアをチェックしていこう。

SteamVR Performance Test

「SteamVR Performance Test」の判定も「VRMark：Orange Room」とほぼ同様。推奨スペックを満たすまでは行かないが、ライトな運用であれば問題なく動作させることができるだろう。