エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.552
2017.03.23 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」による計測を実施する。プリセットはAPIにDirectX 12を使用する「Time Spy」の他、「Fire Strike“Ultra”」「Fire Strike“Extreme”」「Fire Strike」の4種類を使用した。
3DMark |
3Dゲームでのパフォーマンスが問われるテストだけに要注目だが、標準の「Fire Strike」では総合スコアが18,297、Graphics Scoreでは22,000オーバーをマークするなど、圧巻のパフォーマンス。WQHD解像度の「Time Spy」で7,000オーバー、「Extreme」では、約10,000前後をマークするスコアを計測したほか、4Kゲーミングを想定した最高負荷の「Fire Strike“Ultra”」でも約5,000オーバーと、GPUパワーを存分に発揮した優秀な結果となった。
続いて、テッセレーションを重視した定番3Dベンチマークテスト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」のスコアを確認していこう。プリセット設定はDirectX 9ベースの“Basic”と、より高負荷なDirectX 11対応の“Extreme”を選択し、計測を行っている。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0(fps) |
DirectX 9ベースの「Basic」では、Average FPSが290FPS、MaxFPSでは466.7FPSを記録するなど、期待通りの結果。一方DirectX 11ベースの「Extreme」でも、Average FPSが147.8FPS、MaxFPSでも336.5FPSを記録。デモ中も非常に滑らかな動きでコマ落ちも無く、申し分のないスコアだ。
次に「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」のスコアを確認していこう。APIは当然ながら「DirectX 11」で、描画品質は“最高品質”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットで計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク |
スコアが20,000を超えるフルHD(1,920×1,080ドット)や13,000オーバーのWQHD(2,560×1,440ドット)はもちろん、4K(3,840×2,160ドット)でも“非常に快適”を満たす7,000をクリアする優秀なスコア。超高解像度・高画質環境でゲームに集中できるだろう。