エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.559
2017.04.22 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16形状)×2、PCI-Express2.0(x4/x16形状)×1、PCI-Express2.0(x1)×2に加え、Wi-Fiモジュール(IEEE 802.11ac&Bluetooth 4.2)搭載済みのminiPCI-Express×1の計6本。なおグラフィックスカード用のPCI-Express3.0(x16)は、いずれもメタルプレートで周囲を補強した「Steel Slot」仕様のため、大型クーラーを搭載する重量級グラフィックスカードも安全に保持できる。
PCI-Express3.0(x16)スロットは2本で、マルチグラフィックスはAMD CrossFire X/NVIDIA SLIに対応 | |
スロット周りをメタルシールドで補強した「Steel Slot」を採用。さらに上段のPCI-Express3.0(x16)は、腐食に強い15μ厚の金メッキピンを採用する |
オーディオ回路「Purity Sound 4」は、電磁干渉を防ぐため「I/O Armor」一体型のホワイトシールドで完全に保護されている |
「X370 Taichi」に搭載されるオーディオ回路は、S/N比120dBを誇るRealtek「ALC1220」をベースにした「Purity Sound 4」。メイン基板からのノイズを防ぐため、LEDラインによる独立回路を採用し、左右のオーディオ層はPCBレベルで分離。さらにニチコン製オーディオコンデンサ「ファインゴールド」シリーズや、最大600Ωのヘッドフォンに対応するTI製オペアンプ「NE5532」、ノイズを最小限に抑えた電源回路設計などを組み合わせることで、高品位なサウンドを楽しむことができる。
「Purity Sound 4」では、左右のオーディオチャンネル層を分離し、チャンネル間の干渉を最小限に抑えている | |
デジタルノイズの混入を防止するため、オーディオIC部分以外は完全にメイン基板から独立 | |
オーディオICはS/N比120dBAのRealtek最新コントローラ「ALC1220」 | オーディオ回路のコンデンサはニチコン製「ファインゴールド」シリーズで、TI製オペアンプ「NE5532」を搭載 |