エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.567
2017.05.16 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
「X370 GAMING PRO CARBON」とAMD Ryzen 1800Xを使いPCを構築。実動チェックを開始する |
ここからは「X370 GAMING PRO CARBON」をベースにPCを構築し、実動チェックを進めていこう。CPUにはAMD Ryzenシリーズの最上位Ryzen 7 1800Xをチョイス。セッション後半では、「Click BIOS 5」の簡易チューニングによるオーバークロックにも挑戦する。なおテストPCの詳細スペックについては以下の「テスト機材構成表」を参照頂きたい。
Ryzen 7 1800Xの「CPU-Z 1.78.1」の結果。高負荷時はおおむね3.70GHzで動作するが、Extended Frequency Range (XFR)により4.10GHzまで上昇することもある | |
リソースモニターでコア数を確認したところ。Simultaneous Multi Threading(SMT)によりOSでは16コアを認識している |
「X370 GAMING PRO CARBON」の制御プログラムは、MSI 200シリーズと同じ「Click BIOS 5」。主要な情報に1画面でアクセスできる「EZ Mode」と、詳細設定ができる「Advanced Mode」の2種類のモードを備え、「F7」キーでシームレスに切り替えできる。基本的な機能は、以前レビューをお届けした「Z270 GAMING M7」と同じため詳細は譲り、今回は代表的な機能を中心に紹介していく。なお設定項目や設定値はUEFIのバージョンによって異なる可能性がある。