エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.575
2017.06.14 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
さてその次は、大作FPSタイトルの「バトルフィールド1」を起動し、実際のゲームシーンにおけるパフォーマンスをチェックしよう。グラフィックスのクオリティは“最高”、解像度は1,920×1,080ドットのフルHDにセット。負荷を増して解像感をアップさせる「解像度スケール」を変更し、“100%”、“150%”、“200%”の3パターンの計測を行った。
バトルフィールド1 |
フルHD等倍の“100%”ではMin FPSですら80FPSに迫る勢いで、快適プレイにまったく疑問はない。3K相当の“150%”でもAvarage FPSが50台と健闘、十分に常用の設定として選択できる範囲だ。一方で4K相当の“200%”ではAverage FPSが30FPS前後になり、少々もたつきを感じるようになった。クオリティを“最高”に設定した場合は、2K~3K環境くらいがちょうどいいプレイ環境と言えそうだ。
続いては、同じくゲーム系ベンチとして、オンラインタイトル「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」のベンチマークソフトを実行。APIはDirectX 11、描画品質は“最高品質”を選択するとともに、Radeonの超解像技術VSR(Virtual Super Resolution / 仮想超高解像度)を有効化。1,920×1,080ドットと2,560×1,600ドット、3,840×2,160ドットの3パターンで計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク |
フルHD環境ではスコアも10,000を超え、“非常に快適”と申し分ない結果。2K解像度でも非常に快適のラインである7000に迫る結果で、“とても快適”にプレイできる。なお、4K環境においても“やや快適”のスコアをマーク、描画品質重視なら十分常用の設定に値する。安定性やサクサク感重視なら、やはり2~3K環境あたりがターゲットになりそうだ。