最終更新日 2024年11月22日 17:55
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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.577
2017.06.23 更新
文：テクニカルライター・藤田 忠
3連ファン装備の大型VGAクーラーとともに、GTX 1080 Tiの中でも屈指の高クロック動作を支えているのが、リファレンスから大幅に強化されている16＋2フェーズの電源回路。さらにGPUへの電力供給を安定化する「Power Boost」の2基実装、そして高品質なコンポーネントを採用するZOTACオリジナル基板設計だ。
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| GPUとメモリ周りは標準的だが、基板前方のコンポーネント実装密度は、非常に高くなっている | |
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| 16nm FinFETプロセスの「GP102-350」コアを採用するGeForce GTX 1080 Ti。トランジスタ数は約120億で、CUDAコア数は3,584基だ | メモリチップはMicron Technology製で、チップ上の刻印は「7CA77 D9DRL」だった |
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| メモリの詳細スペックは不明だが、GTX 1080 Ti Founders Editionと同じく、GPUコアの周りに、合計11枚のチップを搭載している | 基板裏面の実装コンポーネントは少ないが、2基の「Power Boost」を実装 |
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ZOTAC独自制御チップの「Power Boost」により、GPUへの電力供給を最適化し、GPUコアの高クロック動作を可能にしている |
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| 16+2フェーズの電源回路は、基板前方部の3カ所に分散して実装されている | |
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| GPUコア向け電源回路のMOSFETには、ヒートシンクを装備 | 基板ぎりぎりまで実装されているGPUコア向け電源回路の14フェーズ構成。1フェーズあたり3基のMOSFETを搭載する |
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| GPUコア向けの2フェーズ構成は、少し離れた場所に実装。いずれもフェライトコアチョークには、「AIO」ロゴが刻印されているものが採用されていた | メモリ用の電源回路は2フェーズ構成で、こちらもMOSFETは1フェーズあたり、3基を搭載している |
