空きスペースを有効活用した2.5インチSSD搭載スペース

ミドルタワーPCケースとしては比較的小振りな筐体だけに、空きスペースは有効に活用したい。それを感じさせるのが、マザーボード背面を利用した2.5インチSSD搭載スペースだ。電源ユニットと同一のエリア、その裏側の段差が設けられた部分に4つのネジ穴を用意。ここにSSDが1台マウントできるようになっている。

	2.5インチSSDを固定するトレイとサイドパネルまでの距離は、実測で約20mmを確保。スペースの関係上、コネクタは画面左側（フロント方向）に向けてマウントする事になる

電源ユニット搭載スペース

オプション扱いの電源ユニットは、ボトムマウントを採用。電源ユニット内蔵冷却ファンの吸気用として、設置面には通気孔が設けられている。また同一フロアにはケージタイプの2.5/3.5インチシャドウベイユニットがあり、スペースを分け合う関係にある。ちなみに有効スペースは奥行き230mmまで。ケーブルのスペースを考慮すれば、奥行き160～180mm程度のモデルが現実的かもしれない。

ボトムレイアウトの電源ユニット搭載エリア。固定は一般的な背面ネジ留め式を採用

有効スペースは公称・実測共に230mm。理論上、2.5/3.5インチシャドウベイユニットを取り外せば、居住スペースは拡大できる

全7段の拡張スロット

拡張スロットは全7段仕様。各々独立した拡張スロット金具が装着され、それぞれハンドスクリューで固定されている。

通気性を考慮した斜めスリット付きの拡張スロット金具。安価なPCケースとは違い、計7枚が独立してネジ留めされていた