エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.581
2017.07.11 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
「ミリタリークラス4」コンポーネントによる6フェーズ電源回路。発熱の多いMOSFETにはメタル製のヒートシンクを搭載する |
「B350 TOMAHAWK」の概要を把握したところで、パッケージより製品を取り出し画像による検証を進めていこう。まずはPCの安定性を司るCPUソケット周りから。電源回路は6フェーズ構成で、ESR(Electron Spin Resonance:等価直列抵抗)の低い「Dark Cap」や、特殊コア設計により優れた電力効率を誇る「Dark Choke」など、「ミリタリークラス4」に準拠する高品質コンポーネントを採用。さらに発熱の多いMOSFETには、大型のメタル製のヒートシンクを実装することで冷却性能を高めている。
搭載するチップセットは、Ryzen向けミドルレンジチップAMD B350。CPUのPCI-Express3.0レーン分割は非対応となるが、CPUのコア倍率変更は可能。ストレージはSATA3.0(6Gbps)×4とPCI-Express3.0(x4)接続のNVMe SSDをサポートし、SATA RAID機能は0/1/10に対応する。
チップセットには電源周りと同じメタル製のヒートシンクを搭載 | |
AMD 300シリーズのミドルレンジチップAMD B350。PCI-Express3.0のレーン分割ができないため、マルチグラフィックスはAMD CrossFire Xのみ対応する |