エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.582
2017.07.14 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ここからは「X299 Taichi」とSkylake-XをベースにしたPCを構築し、実動テストを開始する |
ここからは実際に「X299 Taichi」をベースにPCを構築し、その動作を確認していくことにしよう。使用するCPUは、8コア/16スレッドに対応するSkylake-XのミドルレンジCore i7-7820Xで、DDR4-2400MHz駆動、容量8GBのメモリを8枚用意。また「Intel Rapid Storage Technology」による、2枚のNVMe SSDによるRAID 0環境の構築や、手動オーバークロックにも挑戦している。なおテスト環境の詳細については以下の「テスト機材構成表」を参照頂きたい。
「X299 Taichi」に実装される制御プログラムは、基本情報に1画面でアクセスできるダッシュボード形式の簡易モード「Easy Mode」と、BIOSのような詳細設定ができる「Advanced Mode」の2種類のモードを備える「インタラクティブUEFI」。マウス操作に最適化されたUIは、非常に軽快に動作し、ストレスなく各種設定を行うことができる。また「Advanced Mode」には豊富なチューニング項目が用意され、堅牢な電源回路と合わせてかなりアグレッシブなオーバークロックが可能だ。なお各項目や設定値はバージョンによって異なる可能性がある点には留意してほしい。