エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.588
2017.08.05 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
続いて「X370 Gaming-ITX/ac」をベースにPCを組み立て、動作検証を進めていこう。今回は、CPUに8コア/16スレッドに対応するハイエンドモデルRyzen 7 1700を、グラフィックスカードにRadeon RX 560のMini-ITXモデルを採用したコンパクトゲーミングPCを構築。またセッション後半では、倍率変更による簡易オーバークロックに挑戦し、パフォーマンスをどこまで引き上げることができるのか確認してみることにした。なおテストPCの詳細スペックについては以下の「テスト機材構成表」を参照頂きたい。
Ryzen 7 1700の「CPU-Z 1.80.0」の結果。マルチスレッド時は最高3.20GHz、シングルスレッド時は最高3.75GHzまでクロックが上昇 |
SMTに対応するRyzen 7 1700では、OS上からは計16個のコアを認識する |
RGB LED用の4pinコネクタ「RGB LED Header」。欲を言えば、リテールクーラー用とLEDストリップ用の2系統のピンヘッダが欲しいところ |
「X370 Gaming-ITX/ac」には、リテールクーラーや市販の5050 RGB LEDストリップに対応する4pinコネクタ「RGB LED Header」を搭載。専用ユーティリティ「ASRock RGB LED」を使えば、LED機能のON/OFFや発光カラー、パターンを制御することができる。そこで、ここでは市販のLEDストリップを使った制御方法について簡単に紹介していこう。
RGB LEDの制御を行う専用ユーティリティ「ASRock RGB LED」。カラーは右上のピッカーまたは、スライダーで選択できる |
ライティングモードは計7種類から選択可能。またLEDは完全に消灯させることもできる |
UEFIの「Tools」タブにある「RGB LED」からもLEDの設定は可能だ |
マザーボード上にLEDは実装されていないが、LEDストリップを使えば派手なドレスアップを楽しむことができる |