エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.589
2017.08.07 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ここからはグラフィックス性能への影響について、3Dベンチマークを使いチェックしていこう。まずは定番の「3DMark」による計測から。なおプリセットはAPIにDirectX 12を使用する「Time Spy」の他、「Fire Strike“Extreme”」「Fire Strike」の計3種類で計測を行った。
Time Spy |
Fire Strike“Extreme” |
Fire Strike |
CPUの性能を測定するPhysics Scoreは、「Time Spy」で約4割、「Fire Strike」の2種では8割以上高い結果。総合ベンチマークも約3~6%上回り、グラフィックス系のベンチマークながら、CPUのパフォーマンスがしっかりとスコアに現れている。
続いて「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」のスコアを確認していこう。APIは「DirectX 11」、描画品質は“最高品質”で、解像度は2K(2,560×1,440ドット)とフルHD(1,920×1,080ドット)の2パターンで計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク |
シングルスレッド性能が重要になるベンチマークだが、いずれの解像度でもその差は2%未満で誤差の範囲。Core i5-7600との比較であれば、シングルスレッド性能でも実際の運用でその違いを感じることはほとんどないだろう。