エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.595
2017.09.04 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
メモリスロットはクアッドチャネル対応のDDR4×8本で、モジュールあたり16GB、最大128GBまで増設可能。動作クロックは最高3,600+MHzまでサポートし、ECCタイプのメモリを使用することもできる。またASRockではより安定したデータ転送のため、メモリスロットのピンには腐食に強い15μ金メッキピンを採用している。
メモリスロットはCPUソケットの両サイドに各4本、計8本搭載 |
メモリスロットはI/Oポート側からDDR4_D2/_D1/_C2/_C1/_A1/_A2/_B1/_B2の並び。2枚で使用する場合は_A2/_B2、4枚で使用する場合は_D2/_C2/_A2/_B2を使用する |
左右のメモリスロットには各2フェーズの電源回路を搭載 |
メモリスロットのピンはすべて腐食に強い15μ金メッキピン |
UEFIには1,866MHzから4,000MHzまで14段階のメモリクロックが登録されていた |
ストレージインターフェイスはSATA3.0(6Gbsp)×8に加え、帯域幅32Gbpsの「Ultra M.2」×3とU.2×1を搭載。なお「Ultra M.2」の1ポートとU.2は帯域を共有しているため、同時に使用できるNVMe SSDは最大3台までになる。
上段の「Ultra M.2」スロット。こちらはU.2と帯域を共有しているため排他使用 |
下段部分には2基の「Ultra M.2」スロットを搭載。なおM.2スロットはすべてM.2 2280フォームファクタまで対応する |
8ポートのSATA3.0(6Gbps)の横にはU.2ポートを搭載。またマルチグラフィックス用の補助電源コネクタも確認できる |
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×4、PCI-Express2.0(x1)×1、垂直M.2×1の計6本。CPUのPCI-Express3.0レーン構成はx16、x16/x16、x16/x8/x16、x16/x8/x16/x8の4種類で、マルチグラフィックスは4-WayまでのNVIDIA SLI/AMD CrossFire Xに対応する。またPCI-Express3.0(x16)スロットは重量級のグラフィックスカードを安全に支えるため、周囲をメタル補強した「PCI-E Steel Slot」。さらにPCIE1/PCIE4にはメモリスロットと同じ15μ金メッキピンを採用する。
4本のPCI-Express3.0(x16)スロットのうち、最上段と3本目は15μ金メッキピンを採用。またPCI-Express2.0(x1)スロットはエッジフリーのため、帯域さえ気にしなければx4以上のカードも搭載できる |
4本のPCI-Express3.0(x16)スロットは、周囲をすべてメタルシールドで補強した「PCI-E Steel Slot」 |