エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.596
2017.09.10 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕/池西 樹(テストセッション)
ここからは「MasterLiquid Lite 120」の搭載方法を、順を追って解説していく。なお搭載テストには、先日詳細検証をお届けしたフルタワーPCケース「COSMOS II 25th Anniversary Edition」を用意した。広大な内部容積に、120mmサイズラジエターが小さく見えるが、コンパクトでも冷却パフォーマンスが良ければ、それに越したことはない。
なおこのセッションは、同梱マニュアルの手順に準拠。使用するパーツの名称は、付属品紹介時の表記通りとしている。またマザーボードにはASRock「Fatal1ty Z270 Gaming K6」(Intel LGA1151)を使用した。
まずは120mmサイズラジエターに、120mm口径ファン「MasterFan 120 AirBalance」をネジ留めする。使用する付属品は【F】冷却ファン固定用ネジ。ラジエターに直接風を当てるエアフロー方向でマウントを行う |
「MasterFan 120 AirBalance」のフレームをよく見ると、ネジ穴付近の固定面は振動から起きるノイズを抑えるための防振ラバーが装着されていた。共振を防止する対策は、より静音状態を維持しようという明確な意図が感じられる |
【B】バックプレートに【G】ウォーターブロック固定用ネジをセットする。まずは搭載するソケットに合わせたネジ穴位置を確認。外側からLGA1366/115x/775といった具合 | 該当するネジ穴に【J】プラスチック製キャップで【G】をセット。ここまではツールフリーで作業できる |
【G】ウォーターブロック固定用ネジをセットした【B】バックプレートを、マザーボードに仮固定。ネジ穴と固定用ネジの位置を微調整しながら【B】をマザーボード基板に密着させる | ウォーターブロックの下部に【C】Intel用リテンションをネジ留め。使用するネジは【L】リテンション固定用ネジだ |
CPUソケット周り4箇所に【G】ウォーターブロック固定用ネジが4本直立した状態。これで台座は完成。CPUにグリスを塗るタイミングはここになる | 【G】に【C】を【K】ウォーターブロック固定用ハンドスクリューで固定。均等にテンションを加えるべく、セオリー通り対角線上で交互に【K】を締め付けて行こう |
電源ケーブルをマザーボード側コネクタに接続すれば、ウォーターブロックの搭載は完了。通常はCooler Masterロゴが正面に見据えられるよう、ウォーターチューブのポジションは右側になる |
最後に120mm口径ファン「MasterFan 120 AirBalance」を搭載したラジエターを、「COSMOS II 25th Anniversary Edition」のリア部に固定。ネジ留めには【I】ラジエター固定用ネジを使用している |