エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.599
2017.09.18 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
「X399 AORUS Gaming 7」に実装される制御プログラムは、インタラクティブな操作ができる「UEFI BIOS」。主要な情報を1画面で確認できる「Easy Mode」と、BIOSのような詳細な設定に対応する「Classic Mode」の2種類のモードを備え、シームレスに使い分けることができる。特に「Classic Mode」のM.I.T.にはコアクロックやメモリクロック、電圧設定などの詳細なチューニング項目が揃い、堅牢な電源回路と組み合わることでかなりアグレッシブなオーバークロックが可能。さらにファンコントロール機能「Smart Fan 5」を使えば、基板上すべてのファンピンヘッダの回転数を自由に制御できる。なお各項目や設定値はバージョンによって異なる可能性がある点には留意してほしい。
「Easy Mode」では、搭載CPUやメモリ、ファンの回転数など主要な情報にひと目でアクセスできる |
「Smart Fan 5」を使えば、基板上すべてのファンピンヘッダの回転数を温度センサーに合わせて制御できる |
「Classic Mode」では、BIOSのような詳細設定が可能になる |
「M.I.T.」の「Advanced Frequency Settings」では、0.8GHz~6.375GHzまで0.025GHz刻みで設定できる |
「Advanced Memory Settings」では、メモリクロックの他、レイテンシやタイミングを細かく設定できる | 各種電圧や、ロードラインキャリブレーションを設定する「Advanced Voltage Settings」 |
「UEFI BIOS」の言語は「System」→「System Language」で変更可能 | ブートドライブやブートロゴなど、起動時の各種設定が揃う「BIOS」タブ |
「Peripherals」タブでは、ディスプレイ出力の優先順やUSB、オーディオ回路などの設定ができる | 主にストレージ関連の設定ができる「Chipset」タブ |
電源ON/OFFやサスペンド、Wake on LANなど電源関連の設定項目が並ぶ「Power」タブ | 「Save & Exit」タブでは、プロファイルの保存・読込も可能。気に入った設定は必ず保存しておこう |