エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.602
2017.09.30 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
グラフィックス系ベンチマークのラストは、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」のスコアを確認していこう。APIは「DirectX 11」、描画品質は“最高品質”で、解像度は4K(3,840×2,160ドット)とフルHD(1,920×1,080ドット)の2パターンで計測を行った。
|
1,920×1,080ドットでは18,520ポイント、3,840×2,160ドットでも8,831ポイントを獲得し、いずれも判定は“非常に快適”。近頃安価になってきた4K液晶ディスプレイを組み合わせた場合でも最高画質でゲームをプレイすることができる。
「CrystalDiskInfo 7.1.1」でストレージを確認。起動ドライブはSamsung「MZVKW512HMJP」、データドライブはSeagate「ST2000LM015」を搭載する |
「CORSAIR ONE PRO」のスペックシートには、ストレージのインターフェイスと容量のみ記載され、搭載するドライブの詳細については明らかにされていない。そこで「CrystalDiskInfo 7.1.1」で確認したところ、起動ドライブはTLC V-NANDを採用するSamsung製M.2 NVMe SSD「SM961」の512GBモデル「MZVKW512HMJP」、データドライブはSeagate製2.5インチHDD「Barracuda」の2TBモデル「ST2000LM015」がそれぞれ搭載されていた。
Samsung「MZVKW512HMJP」の「CrystalDiskMark 5.2.2」のスコア | Seagate「ST2000LM015」の「CrystalDiskMark 5.2.2」のスコア |
「CrystalDiskMark 5.2.2」のスコアを確認すると、「MZVKW512HMJP」はシーケンシャル読込が3,200MB/sec、書込が1,500MB/secで、最新NVMe SSDの性能を遺憾なく発揮。ランダムアクセスも非常に高速で、ゲームやアプリケーションのロード時間を大幅に短縮することができるだろう。また「ST2000LM015」も5,400rpmの省電力モデルながら読込・書込とも130MB/secを超え、データドライブとしては十分な性能を備えている。