エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.608
2017.10.30 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ここからは各種ベンチマークを使い、PLEXTOR「M8Se(G)」のパフォーマンスをチェックしていこう。テストプラットフォームにはKaby Lake環境を用意し、CPU性能がボトルネックにならないようCPUにはCore i7-7700Kを使用。ベンチマークは「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」「CrystalDiskMark 5.2.2」「HD Tune Pro 5.60」「ATTO Disk Benchmark 3.05」の4種類で、PCの起動は、別途ドライバとベンチマークソフトをインストールしたシステム用SSDから行っている。なお検証機材の詳細は以下「テスト機材構成表」を参照頂きたい。
まずは「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」を使い、基本的な性能を確認していこう。
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:総合ベンチマーク |
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:Compression-Benchmark |
総合ベンチマークを確認すると、読込はシーケンシャルと4K-64Thrdランダムアクセスがいずれも2,000MB/sec超えており、スコアは約2,500ポイント。また書込もシーケンシャルは850MB/sec、4K-64Thrdランダムアクセスも500MB/secを上回る結果。これに伴い、総合スコアは約4,400ポイントという良好なスコアを記録した。
また「Compression-Benchmark」のスコアを確認すると、読込は2,050MB/sec前後、書込930MB/sec前後でほぼフラットなグラフ。「M8SeGN」シリーズの時と同じく、シーケンシャルアクセスについては圧縮率の影響はまったくみられない。