エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.609
2017.11.01 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
スタジオグレードの「ESS SABRE DAC」を搭載。また各オーディオチップに精密なタイミング信号を提供するTXC製精密オシレーターを備える |
代々オーディオ回路に定評のあるGIGABYTE製ハイエンドマザーボード。「Z370 AORUS Gaming 7」では、新たにスタジオグレードの高級DAC「ESS SABRE DAC」を採用。またWIMA製音響コンデンサやニチコン製「Fine Gold」シリーズ、「アナログ回路用の独立電源設計」などを取り入れることで、ゲームだけでなくオーディオ鑑賞にも耐えられる高品位サウンドを実現した。
赤色のWIMA製音響コンデンサは計4基搭載 |
オーディオ回路の電解コンデンサはすべてニチコン製「Fine Gold」シリーズ | オーディオコーデックはS/N比120dBAのRealtek「ALC1220」 |
デジタルノイズの混入を防ぐため、オーディオ回路はメイン基板から独立している |
バックパネルインターフェイスは、PCI-Express3.0(x2/16Gbps)接続のASMedia「ASM3142」によるUSB3.1 Gen.2や、Killer E2500とIntelチップによるギガビットLANなど充実した構成。 さらにLED内蔵のカバーには冷却ファンも搭載され、電源回路を効率よく冷却できるよう設計されている。
バックパネルインターフェイスはUSB3.1 Gen.2×2(Type-A/Type-C)、USB3.1 Gen.1×5、ギガビットLAN×2、オーディオ端子×5、光オーディオ端子×1、PS/2×1、HDMI×1、DisplayPort×1を搭載。欲を言えば無線LAN機能を追加してもらいたかった |
ディスプレイ出力とオーディオ端子には腐食に強い金メッキ仕様 |
バックパネルカバーにはLEDライティング機能の他、電源回路の冷却用ファンを搭載 |
排熱用のファンは35×35×10mmのツーボールベアリングファンEVERFLOW「R123510BH」。回転数は9,000rpm、風量は7.27CFM/0.21㎥/min、騒音値は31dBA |
ギガビットLANチップはKiller E2500(画像左)とIntel「I219V」(画像右) |
「Killer Control Center」を使えば、アプリケーションごとにKiller E2500の帯域優先度を設定できる |