エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.609
2017.11.01 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
GIGABYTE独自イルミネーション「RGB Fusion」に対応する「Z370 AORUS Gaming 7」。マザーボードの各所に内蔵されたLEDはゾーンごとに独立したカスタマイズが可能。LEDストリップは標準的なRGBストリップに加え、より白の発色に優れる「RGBWストリップ」や、UV発光機能をそなえた「UVストリップ」、LEDをアドレスごとに制御できる「デジタルストリップ」に対応し、他社製品には無いライティングを楽しめる。また周辺機器やサードパーティ製品と連携する統合ライティング機能を備える。
「RGB Fusion」の「Basic」では、9種類のライティングパターンを選択可能。なおソフトウェアの詳細はこちらのレビューを参照のこと |
「Advanced」では、ゾーンごとにライティングパターンを設定可能。なおプロファイルは3つまで保存できる |
バックパネルカバーだけでなく、電源回路のヒートシンクにもLEDが内蔵されている。なおLEDのテスト時のみクーラーをCore i7-6700のリテールクーラーに交換して検証を行った |
LEDライティングバー「Accent LED」は製品サイトからダウンロードできるデザインデータを使い、ユーザーが自由にカスタマイズできる | PCI-Express3.0(x16)スロットにはすべてLED機能が搭載されている |
Coffee Lakeでは、CPUのコア数に加え内蔵メモリコントローラのクロックが2,400MHzから2,666MHzにアップグレードされている。そこでクロックアップによってどの程度メモリ帯域が向上しているのかチェックしていこう。今回テストではネイティブ2,400MHz駆動のSanMax「SMD4-U32G48M-24R-Q」(8GB×2を2組)と、2,666MHz駆動のUMAX「DCDDR4-2666-16GB HS」(8GB×2を2組)を用意し、「Sandra 2017」で計測を実施した。
メモリ帯域は2,400MHzの27.32GB/secから30.51GB/secへと約11%向上。これはメモリクロックの上昇率とほぼ同じで、クロックによって帯域幅はリニアに引き上げられることがわかる。またレイテンシも23.81nsから21.84nsへと約4%削減され、高クロックメモリの効果は確実にある。6コア/12スレッドのマルチスレッド性能を存分に発揮するためにも、Coffee Lakeは高クロックメモリと組み合わせて使用したい。