エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.613
2017.11.18 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ストレージインターフェイスはPCI-Express3.0(x4/32Gbps)接続のM.2とSlimSAS×4を搭載。SlimSASは分岐ケーブルで4台のSATA3.0(6Gbps)デバイスを接続できるため、M.2 SSDと合わせて計17台のストレージを同時に使用することができる。
SATA3.0(6Gbps)×4に分岐できるSlimSASポートを4基搭載 |
SlimSAS-SATA3.0×4分岐ケーブルは2本付属。すべてのポートを利用するには追加で2本のケーブルを用意する必要がある |
M.2スロットはPCI-Express3.0(x4)接続のため、最新のNVMe SSDのパフォーマンスを最大限に発揮できる |
M.2スロットは2242/2260/2280の3種類のフォームファクタに対応 |
サーバー向けマザーボードらしくオーディオチップを搭載しない「MZ31-AR0」。バックパネルインターフェイスはUSB3.0×2、USB2.0×2、シリアルポート×1、D-Sub×1のシンプルな構成。一方、ネットワークはBroadcom「BCM 57810S10」による10ギガビットLAN×2と、マネジメント用のギガビットLAN×1を搭載。またサーバーメンテンス時に使用する「LED/IDボタン」を備える。なお10ギガビットLANはSFP+形式のため、使用するには別途変換モジュールが必要だ。
コンシューマ向けモデルに比べるとスッキリとした印象のバックパネル部。シリアルポートや「LED/IDボタン」など、普段あまり見かけないインターフェイスも確認できる |
SFP+の10ギガビットLANは2ポート搭載 | RJ45のギガビットLANポートはマネジメント用 |
10ギガビットLANチップBroadcom「BCM 57810S10」には、プッシュピン式の小型ヒートシンクを搭載 |
D-Sub出力はASPEED「AST2500」の内蔵グラフィックス機能を使用。解像度は1,920×1,200@60Hz、1,677万色カラー表示に対応する |