エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.622
2017.12.19 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
普段は大型のクーラーに覆われている、「GV-N107TGAMING-8GD」のオリジナル基板。基板自体は、バックプレートよりやや短めになっているのが分かる |
「GV-N107TGAMING-8GD」が搭載する基板は、GIGABYTE独自の品質基準「Ultra Durable VGA」に適合する高級部材で構成されている。高負荷時の安定動作を支える6+3フェーズの電源回路のほか、TITAN Xと同じ最高品質のチョークコイルとコンデンサを贅沢に実装。長寿命かつ高効率なコンポーネントは、グラフィックスカードの信頼性にとって不可欠な要素だ。
高品質で長寿命な部材で構成された、信頼性に優れた設計。高負荷動作での安定性を下支えする |
16nmプロセスの「GP104」コアを搭載する、NVIDIAの最新ハイエンドGPU「GeForce GTX 1070 Ti」。有効演算ユニット数はGTX 1080に迫る19基で、2,432基のCUDAコアを内蔵している |
メモリチップは、Micron製の「7TA47D9TCB」を採用。容量は1枚あたり1GBで、合計8枚が実装されている |
最高品質を要求される、TITAN Xと同様のチョークコイル、長寿命コンデンサが採用されている |
カード先端の電源周り。一部の空きパターンを除けば、各コンポーネントの実装密度はかなり高めだ |
補助電源コネクタは、リファレンス準拠の8pin×1を備える | DisplayPortなどのコネクタは、腐食に強い金メッキ処理が施されていた |
基板裏面をチェックするため、バックプレートを取り外す |
裏面にも多数のコンポーネントを搭載。Holtek製のPWMコントローラ「HT32F52241」も裏側に実装されていた |
基板の歪みを防いでくれるバックプレート。電源関連のコンポーネントとサーマルパッド越しに接触、冷却にも一役買っている |