エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.622
2017.12.19 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
次に、いまだ根強い人気を誇る大作FPSタイトルの「バトルフィールド1」プレイ時の挙動を確認する。グラフィックスはDirectX 12環境での“最高”、解像度は1,920×1,080ドットのフルHDにて、「キャンペーン:鋼鉄の嵐」プレイ中のフレームレートを外部ツールを用いて計測した。なおテストに際しては、負荷を増して解像感をアップさせる「解像度スケール」を変更し、等倍の“100%”と、4K相当の“200%”を選択している。
フルHD等倍の“100%”では言わずもがな、4K相当の“200%”スケールでも満足できるプレイが可能だった。特に「OC」環境では、平均FPSでも快適プレイ水準の60FPSに迫る勢い。オーバークロックによるゲタを履いた状態であれば、それほど葛藤なく4K環境のプレイを選べるだろう。
最後は、オンラインの人気タイトル「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」の公式ベンチマークソフトで締めくくろう。APIはDirectX 11、描画品質は“最高品質”を選択。1,920×1,080ドットと3,840×2,160ドットの2パターンの解像度で計測を行った。
かつての重量級タイトルも、最新のハイエンドグラフィックス環境では楽々動作。フルHD環境では、“非常に快適”ラインである7000をダブルスコアで上回り、4K解像度でもそれに迫る“とても快適”なスコアをマークしている。もっともGeForce GTX 1070 Tiにとっては比較的軽量な部類のタイトルとあって、動作クロックによる違いはあまりない。ある程度軽めのゲームであれば、発熱や騒音を意識して、あえて「Gaming」のままプレイするのもよさそうだ。