エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.624
2017.12.27 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ゲーミングマザーボードでは特に重要なオーディオ回路。「Z370 GAMING PLUS」では、デジタルノイズを抑えるためLEDラインによってメイン基板から独立した「Audio Boost」を搭載する。さらにクロストークの発生を防ぐ左右独立したPCBレイヤー設計や、耳障りなポップノイズを防止する保護回路、日本ケミコン製オーディオコンデンサなどを採用。基板設計やコンポーネントにこだわることで、エントリーモデルながらスタジオクラスの高音質サウンドを楽しむことができる。
「Audio Boost」は、製品のテーマーカラーである赤色に光るLEDラインでメイン基板から完全に分離されている |
オーディオコントローラは、7.1ch HDオーディオに対応するRealtek「ALC892」を搭載 | コンデンサには、日本ケミコン製オーディオコンデンサを採用 |
バックパネルインターフェイスは、USB3.1 Gen.1×4、USB2.0×2、PS/2×1、ギガビットLAN×1、オーディオ端子×6で、残念ながら帯域幅10GbpsのUSB3.1 Gen.2には非対応となる。一方、ディスプレイ出力はDisplayPort×1、DVI-D×1、D-Sub×1の充実した構成で、内蔵グラフィックス機能でもトリプルディスプレイ環境を構築することができる。
6ポートのオーディオ端子は腐食に強い金メッキ仕様。また最近のマザーボードでは珍しいD-Subコネクタを備えるため、古めのディスプレイを再利用することもできる |