エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.627
2018.01.12 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
外観に続いて、気になる内部構造をチェックしていこう。BTO方式のカスタマイズに対応する「GALLERIA Mini 1060」だが、メモリスロットへのアクセスはサイドパネルを外すだけ。底面部のドライブベイやM.2スロットへも4本のネジで固定されているカバーを外すだけでアクセスでき、ユーザーによる増設や交換も簡単だ。なおMXMグラフィックスカードの着脱もできるが、こちらは単体での入手は難しい。さらに冷却やACアダプタ出力の問題もあり、現状ではアップグレードは期待しないほうがいいだろう。
左サイドパネルを外したところ。画像左側のクーラーがGPUを、画像右側のクーラーがCPUの冷却をそれぞれ担当する |
CPUの冷却には、φ92×25mmファンを搭載するDeepcool製ロープロファイルクーラーを搭載。型番の記載はないがおそらく「THETA 9 PWM」だと思われる |
CPUソケットは一般的なLGA1151。CPUはTDP 65WのCore i7-7700を搭載する |
MXMカード、VGAクーラーともそれぞれ2本のネジで固定されている |
MXMタイプのGeForce GTX 1060 6GBグラフィックカード。GPUコアの周囲には6枚のGDDR5メモリを搭載 |
GPUクーラーは、実測φ75×20mmの冷却ファンと中央に円柱の銅製ベースを備えたアルミニウムヒートシンクで構成されている |
標準装備されるメモリはSamsung製DDR4-SODIMM「M471A5244CB0-CRC」。容量は4GB(1枚あたり)、動作クロックは2,400MHz | 左サイドパネルは背面にある2本のネジで簡単に取り外すことができる |
ストレージやワイヤレスカードは右側面にまとめて実装されている。なおM.2 2280スロットは中央がSATA3.0(6Gbps)のみ、両端がPCI-Express3.0(x4)にも対応する「Ultra M.2」だ |
ストレージはSATA3.0(6Gbps)接続のSKhynix「HFS256G39TND-N210A」 | IEEE 802.11 ac/a/b/g/n無線LANとBluetooth 4.2に対応するIntel製ワイヤレスカード「3168NGW」 |
2.5インチSATAドライブは、付属のケーブルを使い最大2台まで増設可能 |
右側面へのアクセスは、リアの2本とフロントパネル寄りの2本の内部ネジで固定されているカバーを取り外す必要がある。なお電源スイッチとUSBコネクタ用のケーブルも忘れずに抜いておくこと |