エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.630
2018.01.19 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ここからは「NITRO+ RX Vega64 LE」をパッケージから取り出し、圧巻の外観から眺めていこう。カード長はATXフォームファクタのマザーボードを大きく超える310mmで、重さは実測1,597gの重量級。さらにリファレンスモデルでもTDP 295W(「Liquid Cooled Edition」では345W)とされるRadeon RX Vega 64をオーバークロック動作させるため、補助電源コネクタはハイエンドモデルでも珍しい8pin×3を備える。
またクーラーカバーとバックプレートには1,680万色のRGB LEDイルミネーション機能を搭載。専用ユーティリティ「NITRO Glow」を使えば、システムに合わせてカラーや発光パターンを変更できる
完全オリジナル仕様のRadeon RX Vega 64グラフィックカード「NITRO+ RX VEGA 64 LE」。カードサイズは310×133×54mm、重量は実測1,597gで、拡張スロットは3スロットを専有する |
左右ファンの周囲と側面部分には専用ユーティリティ「NITRO Glow」で制御できるRGB LED機能を搭載する |
ヒートシンク部分だけで約2スロットを専有する大型のVGAクーラー。その冷却性能には否が応でも期待が掛かる |
裏面にはコンポーネントの保護や基板のたわみを防止するため専用のバックプレートを搭載 |
「NITRO」ロゴの横にあるクリアパーツ部分にもRGB LEDライティング機能が内蔵されている | 補助電源コネクタは8pin×3。PCI-Express3.0(x16)スロットからの75Wと合わせて合計525Wまで供給できる計算だ |
ケースファンを制御できるファンコントロール機能「Turbine-X system」用の4pinファンコネクタは2基搭載。なおファンの回転数は「TriXX」で可能と謳われているが、原稿執筆時点で「NITRO+ RX VEGA 64 LE」に対応するバージョンはダウンロードすることができなくなっている |
出力インターフェイスはDisplayPort1.4×2、HDMI2.0b×2。またブラケットの上部を通気口にすることで、エアフローを高めている |