エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.630
2018.01.19 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ここからは、ゲームや公式ベンチマークを使い、実際の3Dゲーム性能を検証していこう。まずは“ドン勝”でおなじみのバトルロイヤルシューター「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)」。画質は最も負荷の高い「ウルトラ」を選択し、解像度は1,920×1,080ドット(FHD)、2,560×1,440ドット(2K)、3,840×2,160ドット(4K)の3パターンで測定を行った。
4K解像度でもAverageFPSは40fpsを超え。2KとFHDではマルチプレイの目安となる60fpsを楽にクリアしており「ウルトラ」設定でもコマ落ちなどが発生することはなかった。「NITRO+ RX VEGA 64 LE」を使えば、高解像度・高画質設定でもストレスフリーでゲームを楽しむことができる。また毎回ステージが変わるためまったく同一環境の測定ではないが、モードによるfpsの違いは確実にある。特に高解像度環境ではその差が顕著なことから、2Kや4Kクラスの液晶ディスプレイを使用するなら最低でも「バランス」、消費電力を気にしないなら「ターボ」での利用がオススメだ。
続いて、オンラインRPGの人気タイトル「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」の公式ベンチマークソフトの結果をチェックしていこう。APIはDirectX 11、描画品質は“最高品質”を選択。解像度は1,920×1,080ドットと3,840×2,160ドットで計測を行った。
オンラインRPGでは重量級のゲームだが、1,920×1,080ドットでは“非常に快適”ラインの7,000ポイントを2倍以上上回るスコア。4K解像度でもモードに関係なく“とても快適”を獲得。このクラスのゲームをプレイするなら、ぜひ2Kや4Kクラスの高解像度液晶を組み合わせたい。