「Define R6」のケーブルマネジメント機構

次に重要なチェックポイントである、ケーブルマネジメント機構を解説しよう。マザーボードトレイ背面とサイドパネル間のいわゆる”裏配線スペース”は、公称23mm。一般的なミドルタワーPCケースに比べて空間に余裕があり、太いATXメインケーブルもストレスなく配線できるだろう。また行き交うケーブルを整理するロゴ入り面ファスナーを2本備え付け、マザーボード基板縦列に合わせた、グロメット付きスルーホールも2つ確認できる。

「オープンレイアウト」時のマザーボードトレイ背面。「Nexus+ smart hub」があるものの配線を妨げる心配はないだろう

縦に長いグロメット付きスルーホールは2つ。ロゴ入り面ファスナーは仮留め時から利便性を発揮する	マザーボード上部にはCPU補助ケーブル用に便利なグロメット付きスルーホールの用意もある

「Define R6」の付属品総点検

ここで組み込みに必要なネジ類などの同梱品をチェックする。アクセサリBOXは3.5インチトレイ間に挟まれた状態で出荷され、ネジ類はジッパー袋に個別梱包。アクセサリBOX背面には同梱品のイラストと同梱数が明記されている。使用するネジは「3.5″Drive Screw」のみ専用品で、その他は自作PCではお馴染みのものばかりだ。
　なおマニュアルは日本語表記もある、図説中心のもの。Fractal Designの製品サイトではPDFファイルが公開されているため、事前に目を通しておく事ができる。やや複雑な内部設計だけに、構成パーツ選びの参考にもなるだろう。

Power Supplye Screw(x4)	Motherboard screw and optional HDD tray screw(x15)

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2.5″Drive Screw(x32)	3.5″Drive Screw(x24)

Additional motherboard standoff(x1)	Standoff Tool(x1)

Cable Tie(x6)	Optional side panel screw(x4)

Optical Drive screw(x4)	マニュアル