エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.634
2018.02.07 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
「SSD 760p」をPCに組み込み、注目のパフォーマンスをチェックしていく |
画像による検証を終えたところで、ここからは各種ベンチマークソフトを使い、Intel「SSD 760p」シリーズの実力をチェックしていこう。テストプラットフォームにはLGA1151を採用し、CPU性能がボトルネックにならないようKaby Lakeの最上位Core i7-7700Kを使用。ベンチマークソフトは「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」「CrystalDiskMark 6.0.0」「HD Tune Pro 5.70」「ATTO Disk Benchmark 3.05」の4種類で、OSの起動は、ドライバ、ベンチマークソフトをインストールしたシステム用SSDを別に用意している。なお検証機材の詳細は以下の「テスト機材構成表」を参照のこと。
まずは「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」で、「SSD 760p」の基本性能とシーケンシャルアクセスの圧縮率の影響を確認していこう。
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:総合ベンチマーク |
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:Compression-Benchmark |
総合ベンチマークのSeqは読込約2,100MB/sec、書込約1,300MB/secで、いずれもSATA3.0(6Gbps)SSDとは一線を画すスコア。また4K-64Thrdのランダムアクセスも読込は670MB/sec、書込は1,000MB/secと非常に高速だ。総合スコアも以前詳細検証を行った「SSD 600p」の約2倍となる約2,700ポイントをマークした。
また「Compression-Benchmark」を確認すると、読込は2,200MB/sec前後、書込は1,300MB/sec前後でほぼ安定しており、シーケンシャルアクセスについては圧縮率の影響は受けていないことがわかる。