エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.645
2018.03.24 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Mini-ITXマザーボードということもあり、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)を1本のみ搭載。ゲーミングマシンを組むことを想定すれば、ほぼグラフィックスカード用になるだろうか。スロットには、金属フレームで補強された「SuperO Armor Protection」を採用。厳格なEMI干渉に関するテストを乗り越え、悪影響が排除された結果、ようやくSuperO製品に実装されることになった。
今やハイエンドモデルの定番になりつつある“装甲スロット”だが、SuperOでは採用が遅かった。なぜかといえば、設計で重視しているEMI干渉の厳格なテストをクリアする必要があったためだ |
バックパネルインターフェイスは、現行のトレンドをすべて満たす充実した構成になっている。USBはUSB3.1 Gen2 Type-CとType-Aを1ポートずつ備えるほか、USB3.0も4ポートを実装。IntelチップのギガビットLANに加えて、802.11ac無線LAN用のアンテナも背面から顔を覗かせている。ディスプレイ出力は、DisplayPort×1とHDMI×1の2系統。レガシーな入力デバイス用にPS/2ポートもしっかり備えている。
およそMini-ITXモデルのインターフェイスとしては、ほぼ満点な構成。最新のUSB Type-Cポートを備えるほか、IntelチップのギガLANや2系統の画面出力も搭載されている |
802.11ac無線LAN+Bluetooth 4.2に対応するワイヤレスモジュール |
ワイヤレスモジュールは、縦向きのM.2スロットに装着されている |