エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.654
2018.05.01 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
国内市場向けに、しっかり日本語配列仕様を用意してきたMSI。基本に忠実なレイアウトだが、「Fn」キーと特定キーの同時押しによる機能拡張に対応している |
さて、本項ではあらためて「Vigor GK70 CS JP」のキーレイアウトをよく観察しておきたい。91キー日本語配列を採用するキーボードであり、見た目上は一般的なテンキーレスモデルと変わらない。しかし実際は、ゲーミングドラゴンロゴの「Fn」キーを組み合わせた豊富な機能拡張に対応。RGBイルミネーションの制御からキーリピート切り替えやメディアコントロール、さらにMSI製パーツと連動したハードウェアコントロールといった機能まで搭載している点は要チェックだ。
標準状態では、WASDキーには亜鉛合金キャップが装着済み。そして本来なら右のWindowsキーがある位置には、変わってドラゴンロゴの「Fn」キーが配置されている。Windowsキーと同時押しすればWindowsキーを無効化、ゲーミングモードに切り替わる仕様だ |
「F1」~「F4」はイルミ関連のホットキー。キーボード単体でイルミカスタマイズができる「RGB Palette Mode」(F1)やプロファイル設定(F2)、LEDカラー切替(F3)、「SURROUND RGB」のON/OFF(F4)などが可能だ |
方向キーの上下では、11段階のLED輝度調整に対応。左右はバックライトのモード切り替えで、10のプリセットパターン、カスタムプロファイル、3タイトル(LOL/CS:GO/オーバーウォッチ)に最適化された専用モードと、合計14モードをスイッチできる |
リピートレートを切り替える「F5」~「F8」。x1(32ms)/x2(16)/x4(8ms)/x8(4ms)の4段階から選択可能だ | 再生・一時停止や曲送り・戻しができる、メディアコントロール用のホットキー |
MSI製ゲーミングマザーボード・グラフィックスカードと連動し、CPUとGPUの動作モードを3種類(OCモード/ゲーミングモード/サイレントモード)から切り替えることができる。特定のプロファイルを切り替える機能のため、別途アプリのインストールは不要。CPU設定は再起動が必要になるものの、GPUの場合は瞬時に設定が反映される |