エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.655
2018.05.03 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
画像による検証が一段落したところで、ここからは「X470 Taichi Ultimate」をベースにPCを構築して実動チェックを進めていこう。CPUは第2世代Ryzenの最上位モデルRyzen 7 2700Xで、メモリには「Polychrome RGB Sync認証」を取得したG.SKILL「Trident Z RGB」を使用。また今回は敢えてHDDの起動ドライブを用意し、「AMD StoreMI」のパフォーマンスについても検証してみることにした。なおテスト環境は以下の「テスト機材構成表」を参照のこと。
CPUには第2世代Ryzenの最上位モデルRyzen 7 2700Xを使用した |
「X470 Taichi Ultimate」に実装される制御プログラムは、背景にギアがデザインされた「Taichi」デザインの「インタラクティブUEFI」。キーボード/マウスいずれのデバイスでも軽快に操作できる洗練されたユーザーインターフェイスを備え、ハイエンドモデルらしく充実したチューニング項目が用意されているのが特徴だ。
「X470 Taichi Ultimate」の「インタラクティブUEFI」。検証時点でのバージョンではシステムの情報を1画面で確認できる「Easy Mode」は搭載されていなかった |
ハイエンドモデルらしく豊富なチューニング項目が揃う「OC Tweaker」タブ |
動作クロックは25MHz刻みで、2,200MHz~6,300MHzまで設定可能 |
メモリプロファイルは「XMP 2.0」をサポートし、オーバークロックメモリの設定も簡単に行うことができる |
CPUコア電圧の設定は通常運用向けの安定性を重視した「Stable Mode」に加え、より幅広い設定ができる極冷向けの「OC Mode」が用意されていた |
「Advanced」タブでは、CPUや各種コンポーネントの詳細設定を行うことができる |
「RGB LED」や「Instant Flash」などASRockの独自機能がまとめられた「Tool」タブ |
システムの情報をリアルタイムにチェックできる「H/W Monitor」タブ。PCの調子が悪い場合はまずこちらを確認しよう |
「FAN-Tastic Tuning」を使えば、指定した温度センサーに合わせてファンの回転数を細かく制御できる |