エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.675
2018.08.03 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
続いてパッケージを開封し、CPU本体とCPUクーラーをチェックしていこう。CPUはOPNなどが刻印されたヒートスプレッダを搭載するおなじみのスタイルで、コンタクトピン数1,331本のSocket AM4に対応する。なお“無印”モデルのTDPはいずれも65Wで統一されているが、付属するリテールクーラーは、Ryzen 7 2700がRGB LEDを搭載する「Wraith Spire with RGB LED」、Ryzen 5 2600はRGB LED非搭載の「Wraith Stealth」だった。
8コア/16スレッドに対応するRyzen 7 2700。コアクロックを控えめにすることで8コア/16スレッドながらTDPは65Wに抑えられている |
1,331本のコンタクトピンを備えるSocket AM4に対応。ピンを曲げてしまうと修復するのは難しいので、取り扱いには細心の注意を払いたい |
フレーム部にリングLEDを備えた上位クーラー「Wraith Spire with RGB LED」。ファンの回転数は実測で最大2,700rpm |
付属のLEDケーブルを使い、マザーボードの+12V LEDピンヘッダに接続すれば各種ユーティリティでリングLEDのカラーや発光パターンを制御できる |
「Wraith Spire with RGB LED」でカラーを変更できるのはリングLEDのみ。「AMDロゴ」のLEDはホワイトLEDで固定されていた |
CPUのヒートスプレッダが接触するヒートシンクの中央部には熱伝導率の高い銅製ベースを搭載。サーマルグリスもあらかじめ塗布されていた |
6コア/12スレッドに対応するRyzen 5 2600。こちらもTDPは65Wに設定されている |
Ryzen 5 2600に付属するクーラーは銅製ベースを省略した「Wraith Stealth」。ファンの回転数は実測で最大2,600rpm |
Ryzen 7 2700(画像右)とRyzen 5 2600(画像左)を比較したところ。型番やOPN以外はまったく同じ外観で、パッと見には区別がつかない |
CPUクーラーの高さは「Wraith Spire with RGB LED」が実測約73mm(ヒートシンク部約38mm)、「Wraith Stealth」が実測約55mm(同20mm)で、ヒートシンク、ファンサイズともかなり異なる |