高額チェアの魅力となるアームレスト周りをチェック

快適なデスクワークやゲーミングを助けるのが、タイピングやマウス、ゲームパッド操作時に肘を置くアームレストだ。装備の有無で操作の安定感と快適性に雲泥の違いがあるものの、ほとんどのチェアに装備されるアームレストは微調整ができず、限定的な使い方になることが多々ある。

アームレスト全体の上下可動域は実測で8.5cmほどになり、7段階で調節できる

その点「noblechairs EPIC」は万全で、座面裏側からの大きな幅調整に加え、アームレスト全体の上下調整に、肘を置く部分の前後、左右、左右首振り調節ができる。組み合わせる机の高さや座面の高さ（座り方）で異なるため、オールマイティに調節できるとは言い切れないが、かなり理想形に近づけることは可能だ。

肘を置く部分は左右に調節が可能

前後にも微調整ができる。また1段階ずつだが、左右首振り調節もできる

なお肘を置く部分は硬質プラスチック製に見えるが、実際は反発力のある素材。長時間肘を置いても疲れを感じにくい。ただし樹脂系素材のため、今の季節は若干蒸れて、汗でべたつくこともあった。

アームレスト自体は座面裏側で幅の調節ができる。組み立てた後、机や座り方に合わせ、じっくりと調節したい	肘を置く部分には反発力のある樹脂製素材を採用する