エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.677
2018.08.13 更新
文:テクニカルライター・藤田 忠
小柄な女性でも、スムーズに組み立てられた「noblechairs EPIC」。ここからは、最も重要な部分である座り方を試していこう。
デスクワーク中の姿勢やゲーミング時の座り方は人それぞれ。他人から見れば“え!?”と思うような姿勢でも、本人にとっては楽ということはある。そこで一般的な座り方はもちろん、片足あぐらやあぐらといった座り方を、身長152cmの野澤さん、さらに身長172cmの男性店員 渋谷さんにも試してもらった。
身長152cmの野澤さんが座った状態。座面を一番下に調節しても、かかとは若干浮いてしまってた。小柄な人ならフットレストを追加するのもアリだ |
身長172mmの渋谷さんは、かなりゆったりと座れている印象。当然、足つきに問題はない |
強引に、最大までロッキングしてみた。野澤さんからは、当初“わきゃっ“という声が出たものの、不安定という事はなかった。慣れてくるとゆりかごのような揺れを満喫していた |
ゆったりしながらPCを操作したいときに取る姿勢が片足あぐら。「座面サイドの緩やかな盛り上がりが、ちょうど良いかも」と渋谷さん |
あぐら座りもまったく問題なく、体に圧迫感はないという |
少し背もたれを倒し、ロッキングさせるとさらにリラックスできる。「あぐらの状態でのロッキングも不安定さは感じないですね」 |
楽な姿勢とは真逆のように思える正座。「座面が広くクッションが硬いため、予想以上に安定して正座できますね」とご満悦の様子 |
イラストを描くときなどにこの姿勢を取るという野澤さん。沈み込まず、安定してお尻や足を支えてくれる高密度クッション採用の硬い座面が「良い感じ」という。
小柄なひと限定ながら、窮屈さを感じずに体育座りができた |
すっかり「noblechairs EPIC」の座り心地を気に入った野澤さんは、まったりとスマホを操作し始める。「普通に欲しくなってきちゃったな~」 | そのまま、寝落ちならぬ睡眠体勢へ移行・・・。全体重が椅子に掛かり、ロッキングしながらもとても安定しており、各部からの軋み音も出なかった |