エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.678
2018.08.13 更新
文:テクニカルライター・藤田 忠
ここからは、借り受けた32コア/64スレッドを搭載する「Ryzen Threadripper 2990WX」を開封し、じっくり眺めていこう。Threadripper 2のパッケージは、第1世代から大きく変化。CPUが目立つよう中央に配された長方形デザインを採用している。
CPUを中央部に据えた堂々たる「Ryzen Threadripper 2990WX」のリテールパッケージ。第1世代も十分にインパクトのあるサイズだったが、そこからさらにThreadripper 2は巨大化している |
CPUの取り出し方が特徴的だった第1世代のパッケージたが、第2世代では直感的に開封できるようになっている。その手順を紹介すると、まず上部にあるオレンジカラーの「RIP HERE」を引いて帯封を切る。次に現れるスライドロックを右側に動かしロックを解除。フロントのアクリル扉のロックが外れたところで扉を手前に倒し、CPUを取り出すといった流れになる。
なおマニュアルや注意書き、ロゴシールなどの付属品も収められているので、パッケージの開け方とともに解説しよう。
オレンジの「RIP HERE」を引いて帯封を切る | 帯封を切るとあらわになるスライドロック。これを右側にずらすことでアクリル扉のロックが解除 |
アクリル扉を開ければCPUに手が届く。なおCPUは樹脂製カバーに収まった状態でパッケージ奥に鎮座している |
樹脂製カバーの左右を持ち、下に押し込みながら手前に引くことでCPUは取り出せる。CPU自体は黒とオレンジのカバーで、しっかり保護されていた |
付属品ボックスは、パッケージ内の下部ある。つまみを倒して箱を引き出そう | AMD CPUの汎用取り付け方が記載されたマニュアルと大きめなロゴシール |
第1世代にも付属していたウォーターブロック用ブラケット | CPU固定に必須なトルクスドライバー。固定に必要なテンションがかかると空回りする仕組み |