エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.681
2018.08.29 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
メモリスロットはデュアルチャネル対応のDDR4×4本で、動作クロックは最高3,200MHz、容量は最大64GBまで正式対応する。またメモリプロファイルは「Extreme Memory Profile」(XMP)をサポートするため、いちいちレイテンシや動作電圧を細かく設定しなくてもオーバークロックメモリのパフォーマンスを最大限に引き出すことができる。
着脱が簡単な両側ラッチ仕様のDDR4メモリスロット。CPUソケット側からDDR4_4/DDR4_2/DDR4_3/DDR4_1の並びで、2枚で運用する場合はDDR4_2/DDR4_1またはDDR4_4/DDR4_3を使用する |
メモリ向けの電源回路にも、CPU向けと同じ高品質なコンポーネントを採用する |
UEFIには1,333MHz~4,200MHzまでのメモリクロック設定が用意されていた |
ストレージインターフェイスはSATA3.0(6Gbps)×6、M.2 22110(PCIe3.0x4/SATA両対応)×1、M.2 2280(PCIe3.0x2)×1を搭載。M.2スロットにはいずれもメタル製のオリジナルヒートシンク「Thermal Guard」が実装され、発熱の大きいM.2 NVMe SSDのサーマルスロットリングを抑え、常に安定したパフォーマンスを発揮することができる
上段のM.2 22110スロットはPCI-Express3.0(x4/32Gbps)とSATA3.0(6Gbps)の両方のSSDに対応する |
下段のM.2 2280スロットはPCI-Express3.0(x2/16Gbps)専用となる |
M.2 SSD固定用のネジと台座は基板直付けのほか、2セット付属するため、M.2 2242や2260などのサイズ小さいSSDにも対応する |
M.2 22110スロットにSATA SSDを搭載している場合「ASATA3 1」が、PCI-Express SSDを搭載している場合「ASATA3 0/1」が使えなくなる | M.2 2280スロットにSSDを搭載している場合、「SATA3 2/3」は使用することができない |
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express2.0(x4/x16形状)×1、PCI-Express2.0(x1/x16形状)×1、PCI-Express2.0(x1)×1に加え、ワイヤレスモジュール用のM.2スロットを搭載。PCI-Express(x16形状)スロットは、すべて2箇所にロックを設ける特許技術「Double Locking Bracket」仕様で、グラフィックスカードを搭載するPCI-Express3.0(x16)スロットには、さらにメタルシールドで補強した「Ultra Durable PCIe Armor」を採用する。
グラフィックスカードを搭載する最上段のPCI-Express(x16形状)スロットは、周囲をメタル製シールドで補強した「Ultra Durable PCIe Armor」仕様 |
バックパネルI/Oにある、ワイヤレスモジュール用のM.2スロットにはIntel「Dual Band Wireless-AC 3168」が搭載されていた |