エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.681
2018.08.29 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ゲーミングマザーボードで重要になるオーディオ回路。「B450 AORUS PRO WIFI」では、ヘッドフォンのインピーダンスを自動的に検知・最適化する「Smart Headphone Amp」機能を実装した、S/N比120dBAのRealtek製ハイエンドIC「ALC1220-VB」をベースにした高品位オーディオ回路を採用。さらにメイン基板から独立した低ノイズ設計や、音響スタジオグレードのWIMA「FKP2コンデンサ」、日本ケミコン製オーディオコンデンサなどを組み合わせることで、要求の厳しいオーディオファンも納得のサウンドを実現した。
高級Hi-Fiシステムでも使用されるWIMA「FKP2コンデンサ」など高品質コンポーネントを採用。またオーディオIC「ALC1220-VB」にはあらかじめノイズガードが搭載されていた |
デジタルノイズを防ぐため、オーディオ回路はLEDラインによってメイン基板から独立した構造だ |
バックパネルインターフェイスには、PCケースへの取り付けが簡単で、耐久性にも優れる「一体型I/Oバックパネル」を採用。また各1ポートのUSB3.1 Gen2 Type-A/Type-Cをはじめ、USB3.1 Gen.1(USB3.0)×4、IntelチップによるギガビットLANなどインターフェイスも充実している。さらにRadeon Vega内蔵のRyzen 2000Gシリーズで使用できるディスプレイ出力は、DVI-D×1とHDMIの2系統を備える。
PCケースへの取り付けが楽に行えるだけでなく、耐久性も高められているという「一体型I/Oバックパネル」 |
「一体型I/Oバックパネル」は2本のネジで、インターフェイス部分を保護する専用カバーは3本(うち2本は「一体型I/Oバックパネル」兼用)のネジでそれぞれ基板に固定されていた |