エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.685
2018.09.16 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
CPUソケットの両サイドに合計8本を備えるメモリスロットは、容量最大128GBをサポート、動作クロックは最大4,133MHzのオーバークロックメモリ対応が謳われている。Skylake-X世代とのCPUを組み合わせでは、クアッドチャンネル動作が可能だ。
また、「サーバーグレード設計」による“最短配線”も大きな特徴で、電力損失を防ぎ安定動作に貢献。15μ金メッキ処理されたスロットは腐食に強く、外装もメタルシールドで頑丈に保護されている。
正式な保証対象外ながら、最大4,133MHzのオーバークロックメモリ対応が謳われている。CPUとの配線が最短になるよう設計された回路設計も特徴だ |
左右のスロットには、それぞれ1フェーズの電源回路を搭載している | メモリ電源回路のデジタルPWMコントローラーPrimarion「PXE1110CDM」 |
拡張スロットは、すべてメタルシールドで補強されたPCI-Express3.0(x16)×4を実装。メモリスロット同様に“最短配線”での回路設計がなされており、独特の基板パターンが目を引く。
スロットの帯域は組み合わせるCPUによって異なり、Core i9-7900X以上の44レーンCPUの場合は「8/NA/16/16」または「8/8/8/16」、Core i7-7820Xなど28レーンCPUの場合は「NA/4/8/16」という構成。なお、マルチGPUは、44レーンCPU搭載時に最大4枚構成のCrossFireXをサポートする。
最短配線でのレイアウトを採用、さらにすべて頑丈なメタルスロット仕様で搭載された拡張スロット。なお、スロット内部のピンには、CPUソケットやメモリスロット同様に15μ金メッキ処理が施されている |