エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.704
2018.12.22 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ここからはRyzen Threadripper 1950XとRyzen Threadripper 2990WXの2種類のCPUを使い、ENERMAX 「LIQTECH TR4 II 360」の冷却性能をチェックしていく |
画像による検証を一通り終えたところで、ここからはENERMAX「LIQTECH TR4 II 360」の冷却機器としての実力を、ストレステスト「OCCT 4.5.1」を使いチェックしていこう。CPUはTDP 180WのRyzen Threadripper 1950Xと、250WのRyzen Threadripper 2990WXで、マザーボードにはそれぞれASRock「X399 Phantom Gaming 6」とASRock「X399 Taichi」を使用。ファンの回転数はいずれも最も静音志向の“Silent”を選択して、検証を行うことにした。
またCPUの温度やファンの回転数は「HWiNFO 5.92」で計測。アイドル時は起動直後10分間放置した際の数値、高負荷時は「OCCT 4.5.1」を動作させ30分経過した際の数値をそれぞれ採用している。
検証にはRyzen Threadripper 1950X(左)とRyzen Threadripper 2990WX(右)の2種類のCPUを用意した |
Ryzen Threadripper 1950Xのテストには、ASRockのコストパフォーマンスモデル「X399 Phantom Gaming 6」を使用。ファンの回転数は最も静音志向の「Silent」を選択 |
「X399 Phantom Gaming 6」の対応CPUはTDP180Wまでに制限されるため、Ryzen Threadripper 2990WXのテストには、ASRock「X399 Taichi」を使用した |
アドレサブルRGB LEDに対応する「X399 Phantom Gaming 6」なら、「Polychrome RGB」からLEDカラーやイルミネーションを制御できる |
「Polychrome RGB」など、マザーボードのライティング機能を使えば、その他のコンポーネントと統一したイルミネーションを楽しむこともできる |