エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.704
2018.12.22 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
省電力機能が働き、コアクロック、電圧とも抑えられるアイドル時はいずれも29℃台でほぼ横並び。高負荷時はRyzen Threadripper 1950Xで46.7℃、消費電力が60W以上も増加するRyzen Threadripper 2990WXでも52.8℃までしか上がらず、定格運用はもちろん、電圧を盛ったオーバークロックにも十分耐えられることだろう。
続いてファンの回転数を確認すると、アイドル時は700rpm前後で横並び。騒音値も37dBA前後で推移しており、バラック状態でもノイズが気になることはなかった。
一方、高負荷時はTdieに+27℃した、Tctrlの数値を使いファンの回転数を制御しているため、いずれも約60%の1,400rpm前後まで回転数が上昇した。騒音値も42dBA前後まで上がり、耳障りというほどではないが、確実に風切り音は聞こえてくる。