エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.712
2019.01.17 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ここからは「XPG SX6000 Pro」シリーズの512Gモデル「ASX6000PNP-512GT-C」を実際にPCに組み込み、気になるパフォーマンスをチェックしていこう。テスト用のPCは、CPUがボトルネックにならないよう、Coffee Lake Refreshの最上位Core i9-9900Kを採用したハイエンドモデルを用意。ベンチマークソフトは「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」「CrystalDiskMark 6.0.2」「HD Tune Pro 5.70」「ATTO Disk Benchmark 3.05」の4種類で、OS、ドライバ、ベンチマークテストをインストールしたシステム用SSDを別途搭載している。
まずは「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」を使い、「ASX6000PNP-512GT-C」の基本性能とシーケンシャルアクセスの圧縮率の影響を確認していこう。
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:総合ベンチマーク |
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:Compression-Benchmark |
まず総合ベンチマークを確認すると、シーケンシャルアクセスは読込約1,800MB/sec、書込約935MB/sec、ランダムアクセスは読込約600MB/sec、書込約625MB/secで、いずれもSATA3.0(6Gbps)の限界を超えるパフォーマンスを発揮。総合スコアも1,985ポイントで、1,000ポイント前後で頭打ちとなるSATA3.0(6Gbps)SSDの約2倍のスコアを記録した。
また「Compression-Benchmark」を確認すると、読込は1,800MB/secでフラットなグラフ。書込は1箇所落ち込みはあるが、ほぼ1,100MB/sec前後で推移しており、シーケンシャルアクセスについては圧縮率の影響は全く見られなかった。