「MPG GUNGNIR 100」のケーブルマネジメント機構

自ら組み上げたPCをより美しく魅せるには、ケーブルマネジメント機構が重要だ。さすがに2019年最新モデルとあって、「MPG GUNGNIR 100」はイマドキPCケースの良い部分を幅広く採用。裏配線とボトムカバーを中心に、自作経験の浅いライトユーザーでも容易に行えるように設計されている。

マザーボードトレイ背面、右サイド側はケーブルマネジメント機構にとって最も重要な裏配線スペース

目に付くのは3本のネジで固定されたMSIロゴ入りカバー。ケーブルが最も混み合う箇所をスッポリ覆ってくれる	カバーを外すと縦に伸びる複数のケーブルを4本の面ファスナーで固定している事が分かる

マザーボード搭載エリアから見たグロメット付きスルーホール。ATXメインケーブル等はここを通る事になる	ボトムカバー天板にもグロメット付きスルーホールを装備。PCIe電源ケーブルや、マザーボードのヘッダピン接続用ケーブルに重宝するだろう

ATX12V電源ケーブル等に便利な上部のグロメット付きスルーホールは2口を用意	CPUソケット裏部の裏配線スペースは実測で約20mmといったところ

MSI「MPG GUNGNIR 100」の付属品総点検

ここで「MPG GUNGNIR 100」の付属品を総点検しておこう。組み込みに必要なネジ類は個別にジッパー袋に詰め込まれ、これをひとまわり大きな袋へひとまとめに収納。アクセサリーボックス（白箱）は3.5インチHDDサイズ（幅）で、ボトムカバー内のシャドウベイに収めた状態で出荷される。また簡易マニュアルも折り畳まれた状態で、同じくボックスに入れられていた。ネジ類はいずれも自作PCにはお馴染みの物ばかりで、モデル特有のパーツは含まれていない。シンプルであるがゆえに、組み込み易さが想像できる。

なおここに紹介するのは評価サンプル同梱の付属品で、マニュアル記載のパーツとは若干違いがある。MSIに尋ねてみたところ今後のロットでマニュアルの訂正が行われるそうだ。現時点、あくまで参考レベルとお考え頂ければと思う。

マニュアル	マザーボード固定用ネジ/6.5mm(x21)

HDD固定用ネジ/6.5mm(x8)	電源ユニット固定用ネジ/9mm(x4)

結束バンド(x6)	3.5インチ専用トレイ固定用ハンドスクリュー(x2)