エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.723
2019.03.05 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
クーラーよりだいぶ全長の短いショート基板を採用する「GV-N166TOC-6GD」は、4+2フェーズ構成の電源回路を搭載している。各MOSFETの負荷を分散させ、より低温で動作させることで安定性を高める設計だ。さらにそれらを構成するチョークコイルとコンデンサは、GIGABYTE独自の品質基準「Ultra Durable VGA」に準拠した高品質コンポーネントをチョイス。高い負荷や長時間の稼働にも耐えられる基板設計だ。
GTX 1660 TiのショートモデルもラインナップするGIGABYTEだが、こちらも同クラスのショート基板を採用。バックプレートが大きくはみ出しているのが分かる |
Turingアーキテクチャを採用するミドルレンジのGPU「GeForce GTX 1660 Ti」。CUDAコア数は1,536基で、レイトレ用のRTコアとDLSS用のTensorコアは搭載していない |
ビデオメモリはMicron Technology製GDDR6チップが採用され、GPUコア周囲に6枚で合計6GBを構成。2基の空きパターンも並んでいる |
4+2フェーズ構成の電源回路を搭載。電源部の構成部材は、「Ultra Durable VGA」に準拠した高品質仕様だ |
「WINDFORCE 2X」クーラーを駆動させている4pinコネクタは、基板端に実装されていた |
クーラーカバーと連結し、基板の剛性を高めているバックプレートを取り外す |
基板裏をチェック。普段プレートに覆われているだけに、タンタルコンデンサなど、いずれも背の低い部品が実装されている |