エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.724
2019.03.08 更新
文:テクニカルライター・藤田 忠
ミドルタワーサイズに、ATXとMini-ITXの2枚のマザーボードを搭載できるPhanteks「ENTHOO EVOLV X GLASS」 |
ここからは編集部に届けられた評価機をパッケージから取り出し、外観をチェックしていこう。まずは「PUNI-W1」の顔となるPCケースからだ。
W240xD520xH520mmというミドルタワーサイズながら、ATXとMini-ITXの2枚のマザーボードを搭載できる、デュアルシステム筐体が特徴のPhanteks「ENTHOO EVOLV X GLASS」。両サイドはスイング式の強化ガラスパネルで、フロントパネルとボトムカバーにはRGB LEDライティング機能を搭載するなど、魅せるPCとしての要素も万全だ。なお、RGB LEDはどちらか片方のPCのみ通電した場合にも、しっかりと点灯するようになっていた。
フロントパネルの両サイドには、フロント面を鮮やかに彩るRGB LEDライティング機能を搭載 |
ボトムカバーにもRGB LEDライティング機能を実装。薄くスモークの掛かった強化ガラスパネルを通して、柔らかく発光する |
細部までこだわり作り上げられたPhanteks「ENTHOO EVOLV X GLASS」。ジェラコンキャッチで簡単に着脱できるアルミニウム製フロントパネルや、スイングドア式の強化ガラスパネル、開閉フタ付きのフロントI/Oポートなど、使い勝手やメンテナンス性も秀逸だ。なお、「ENTHOO EVOLV X GLASS」については、こちらのレビューに詳しいので合わせて参照いただきたい。
アルミニウム製フロントパネルを外すと、2本のRGB LEDストリップが確認できる | フロントI/Oポート類はシャシーに直付け。フロントパネルはジェラコンキャッチで簡単に取り外すことができる |
両サイドパネルは、スイングドア式の強化ガラスパネルで、開閉はスムーズに行うことができる |
強化ガラスの厚さは4mmで、薄くスモークが掛かっている |
サイドパネルは開き切ったところで上方向に持ち上げると取り外すことができる |
取り外しができるアルミニウム製トップパネル。両サイドにはメッシュ状の通気孔がデザインされていた |
ATXマザーボードを採用するPC1のPowerスイッチは、トップパネルの前寄り中央部に実装 | Mini-ITXマザーボードを採用するPC2のPowerスイッチは、背面の上側に実装。操作しにくければ、Wake on LAN機能を活用するといいだろう |
ボトムには、デュアルシステムを支える頑丈なアルミニウム製の台座を搭載 |
フロントI/Oポートは、USB3.0x2、USB3.1 Gen.2 Type-Cx1、マイクx1、ヘッドホンx1のほか、LEDカラーと発光モードの切り替えボタンを搭載。また防塵効果もある開閉フタを備える |
140mm口径ファンを3台搭載するフロントファンポートには、ホコリやチリの侵入を防ぐ防塵カバーを標準装備 |